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エトワール海渡 よみもの

売上を上げるための商品陳列テクニック

ショップ運営のヒント

人は店舗に入った瞬間から、視覚的な情報を元に商品を買うかどうか決定します。つまり、商品の陳列やディスプレイが購買意欲を大きく左右しているのです。単に商品を棚に並べるだけではなく、どのように並べるかによって、売り上げが大きく変わってきます。商品を効果的にアピールするためには、適切な陳列テクニックが欠かせません。
今回は商品陳列の基本から具体的なテクニックまで、売上を最大化するための方法をご紹介します。

すぐに取り入れたい陳列テクニック4選

商品のフェイスを増やす

フェイスとは、商品のパッケージ正面を指します。パッケージ正面には商品名やセールスポイント、魅力など商品をアピールする重要な要素が含まれています。そのため、通路側に面を揃えて陳列することが一般的です。
フェイスが多いほど商品が目立ちやすくなり、顧客の注意を引くことができます。お客様に手に取っていただきたい、新商品やプロモーション商品の陳列におすすめなテクニックです。

フェイスを増やす方法

複数列配置
同じ商品を複数列で配置し、視認性を高めます。
フェイスアウト
商品を棚の前方に配置し、より目立たせます。
垂直配置
商品を垂直に配置することで、上から下まで商品が見えるようにします。


ゴールデンラインを意識する

ゴールデンラインとは、顧客の視線が自然に向かう棚の中間部分からやや上の位置を指します。一般的に床から約75~135cmと言われることが多いです。棚の売上の9割をも占めると言われており、ゴールデンラインを意識することは大切なポイントとなります。
このラインの商品は顧客が商品を見つけやすく、楽に手を伸ばしやすい高さであるため購入につながりやすくなります。ゴールデンラインの目玉商品や新商品の近くに、売れ筋の良くない商品を置いておくことで、抱き合わせでの購入を促し客単価アップも狙えるでしょう。
また、ゴールデンラインは男性、女性、子供によって高さが異なります。その商品のターゲットとなる人物像を想定して、ゴールデンラインを意識することが重要です。


重さと価格で商品の位置を決める

商品を陳列する際には、重さと価格も考慮する必要があります。重い商品や高価格の商品は特定の場所に配置することで、より効果的に販売することができます。

重さを考慮した配置

【重い商品は下段、軽い商品は上段へ】

重い商品は下段に配置することで、顧客が商品を持ち上げる際の負担を軽減します。
軽い商品は上段に配置し、視線を集めやすくします。

価格を考慮した配置

【高価格商品をゴールデンラインに配置、低価格商品を目線以下に配置】

高価格商品をゴールデンラインに配置することで、特別感を演出します。
低価格商品は目線以下に配置し、比較的簡単に手に取れるようにします。


左右の位置を決める

商品の左右の位置も、顧客の購買行動に影響を与えます。
日本人は約9割が右利きのため、商品を取るにも右手を使うことが多いです。また、物を見る時は左上からZ字を描くように右下へ視界を移動させています。そのため、多くの顧客は無意識に右側を優先して見る傾向があるのです。よって商品陳列においても、売りたい商品や目玉商品を右側に配置することが効果的といえるでしょう。


売場づくりのお困りごとはエトワール海渡にお任せください

今回は4つの商品陳列のテクニックをご紹介しました。
せっかく商品を並べても、商品の魅力が伝えきれていないともったいないですよね。ぜひご紹介したテクニックを使って陳列・ディスプレイをしてみてください。

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