売場ディスプレイは顧客の注目を引き、購買意欲を高めるためにとても重要な役割を果たします。今回は魅力的なディスプレイを作るために押さえておくべき大事な5つのポイントについて説明します。
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売場ディスプレイで押さえておくべき5つのポイント
清潔さ
売場ディスプレイにおいて、店舗の清潔さと整理整頓は最も重要なポイントです。
床や棚のほこりや汚れが目立つと、商品の魅力が半減してしまいます。ショーウィンドウのガラスもピカピカにしておきたいですね。定期的に清掃をし、常に清潔な状態を維持しましょう。
ディスプレイの周りがごちゃごちゃしていると、せっかく商品を綺麗に並べても埋もれて目立たなくなってしまいます。ディスプレイの周りには広めのスペースをとり、売場の整理整頓を心がけましょう。
テーマの設定・統一感
ディスプレイをするにあたり、まず初めにテーマを設定します。
どのようなテーマでディスプレイをするのか整理し、テーマに沿った商品を選定した後、ディスプレイを進めていきます。テーマの基本的な切り口としては、以下のようなものが挙げられます。
【季節】春・夏・秋・冬
【イベントや祝日】バレンタインデー、母の日、父の日、ハロウィンなど
【ライフステージ】入学、卒業、就職、結婚、出産など
【トレンドや話題】新商品の発売、映画の公開、オリンピックなど
見る人が、どういうテーマで作られたディスプレイなのか一瞬で分かるように、しっかりとテーマを設定するのがコツです。
テーマの決め方や考え方はこちらの記事で詳しく説明しています。
また、売場のディスプレイ全体に統一感を持たせることで、視覚的なまとまりを作れます。テーマ、スタイルを統一し、バラバラな印象を与えないように工夫しましょう。
明白さ、シンプル
見る人に一目でメッセージを伝えられる、明白でシンプルなディスプレイを作りましょう。
新商品の紹介なのかイベントがテーマなのか、情報が分かりやすいと目を惹きつけやすくなり、購入の促進にも繋がります。どんなテーマでどの商品をアピールしたいのか、軸がぶれないようにすることが大切です。
過剰な装飾を避けることで、商品そのものの魅力を引き立てることもできます。
グルーピング
同じカテゴリ―や関連性のある商品、カラーが近い商品をグループ化して陳列しましょう。探している商品がどのあたりにあるのかがお客様に分かりやすく、ストレスを与えません。グルーピングされた売場では、商品の使い方やコーディネートをイメージしやすくなります。
動線
動線とは顧客が店内を移動する際の経路や動きのことを指します。売場ディスプレイでは、快適なショッピング体験の提供と、商品の露出度を高めるために動線を意識することも重要です。
例えば、顧客が自然に通る経路上に新商品やプロモーション商品のディスプレイを配置することで目に留まりやすくなります。また、店舗の入口から奥に向かって人気商品や高額商品を配置し、店舗奥まで自然な流れで顧客を誘導することができます。
売場づくりのお困りごとはエトワール海渡にお任せください
売場ディスプレイにおいて、押さえておくべき5つの基本ポイントをご紹介しました。常に顧客の視点を意識しながら、効果的なディスプレイ作成を心がけましょう。
エトワール海渡の馬喰町ショールームでは、商品カテゴリ―を超えた売場づくりの編集提案を行っています。是非一度、ショールームに足を運んでいただき、直接ディスプレイをご覧ください。
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